バスケのキホン:初心者が知りたい!よく聞くバスケ用語10選パート②
こんにちは!
埼玉県久喜市で個人参加型の
バスケットボールサークル「FC Active」
を運営している三浦です。
初心者の人なら、バスケ解説者や一緒にプレーしているバスケ経験者がよく話しているけど、実はよく分からないバスケ用語ってありますよね?
今回も前回に引き続き、初心者が
よく聞くけどよく分かんない
と思っているバスケ用語についてお話します。
バスケ初心者はもちろん、経験者の人も是非最後まで読んでみてください。
意外と知らなかったことがあるかもしれませんよ?
バスケのキホン:初心者が知りたい!よく聞くバスケ用語10選パート②【目次】
はじめに、今回お話する用語を一通り見ておきましょう。
目次
①ペイントエリア
②ブザービーター
③オーバータイム
④ヘルドボール
⑤バイオレーション
⑥エンドワン
⑦ダブルチーム
⑧ミスマッチ
⑨ファイトオーバー
⑩スイッチ
今回も全部で10個です!
1つずつ見ていきましょう!
①ペイントエリア
ペイントエリアとは、ゴール近くの小さい長方形に囲まれたエリアのことをいいます。
上の写真でいうと、青く塗られている部分のことです。
ペイントエリア内では、オフェンスは3秒を超える時間留まってはいけません。
3秒を超えて留まった場合は、オフェンス・ディフェンスの攻守交代になります。
ペイントエリアは、パワーフォワードやセンターといったポジションのプレーヤーが特に関係してくるので、それらのポジションの人は特に気をつけたいルールです。
ちなみに、正式には、制限区域(リストリクティッドエリア)と呼びます。
意外に思うかもしれませんが、バスケのルールブックの中では「ペイントエリア」という言葉は出てきません。
コートの制限区域だけ別の色に塗られていることが多いことからそう呼ばれています。
「ペイントエリア」は正式じゃないのね
②ブザービーター
ブザービーターとは、ショットクロック終了間際、各クウォーターの時間終了間際に決めたシュートのことをいいます。
一般的には、試合が終わる瞬間に決まったシュートを取り上げることが多いですが、「ショットクロック終了間際のシュート」と「各クウォーターの時間終了間際のシュート」も含むので、試合中のショットクロック終了間際に決まったシュートもブザービーターになりますし、第1、第2、第3クウォーターの終了間際に決まったシュートもブザービーターになります。
とはいえ、試合終了間際のブザービーターで逆転勝利するような試合は、鳥肌が立つくらいエキサイティングしてしまいます。
残りコンマ何秒まで勝敗が分からないのがバスケの醍醐味ですね。
※「ショットクロック」が分からない人はパート①を読んでみましょう↓↓
バスケのキホン:初心者が知りたい!よく聞くバスケ用語10選パート①
ブザービートじゃないよ
③オーバータイム
バスケでは、「オーバータイム」に2つの意味があります。
1つ目のオーバータイムは、延長戦のことをいいます。
バスケは、10分4クォーター制で、40分間で勝敗が決まればそこで試合終了です。
ですが、40分間経った時に同点の場合は5分間の延長戦になります。
それでも勝敗がつかない場合は5分間の延長戦。
さらに勝敗がつかない場合は5分間の延長戦…
といった具合に勝敗が決まるまで繰り返されます。
2つ目のオーバータイムは、秒数制限を超えた場合をいいます。
バスケには、先ほど出てきたショットクロック(24秒)をはじめ、3秒・5秒・8秒の「秒数のルール」があります。
それらの時間をオーバーしたことを「オーバータイム」といいます。
時間制限を超えた場合は攻守交代になります。
※「秒数のルール」が分からない人はこちら↓↓
2つの意味があるのね
④ヘルドボール
ヘルドボールとは、ボールがどちらのチームのものでもない状態のことをいいます。
具体的には
・ボールを2人同時に触って取り合っている
・ボールがリングとボードに挟まってしまった
のような状況の時にヘルドボールになります。
ヘルドボールの場合は、審判は上のように両手の親指を上に向けたジェスチャーをします。
ヘルドボールになった場合は、「オルタネイティブポゼッション」というルールによって決まっているチームのボールで試合が再開されます。
(バスケの試合を見ると分かりますが、矢印で示されているアレです(笑))
昔とルールが変わったらしいよ
⑤バイオレーション
バイオレーションとは、ファウル以外のルール違反のことをいいます。
ファウル以外のルール違反なので、何回違反しても退場にはなりません。
具体的には
・3秒、5秒、8秒、24秒の制限時間を超える
・トラベリング
・ダブルドリブル
・キックボール
などがあります。
退場しないけど何回もやらないように
⑥エンドワン
エンドワンは、シュート動作中にファウルをされ、シュートが入った場合にフリースローが1本与えられることをいいます。
正式には「バスケットカウントワンスロー」です。
「シュートが認められ、1本フリースローを打つ権利が与えられる」ということですね。
フリースローが決まれば
・認められたシュートが2点なら3点プレー
・認められたシュートが3点なら4点プレー
になるので、試合の状況を変えるビッグプレーにもなります。
ちなみに、「エンドワン」ではなくて「アンドワン」もあります(笑)
アンドワンは、バスケットボールのシューズやウェアのブランドです。
正式には「AND1」と書きます。
今はあまり知られなくなりましたが、数年前に流行っていました。
20代以上の人なら知っている人もいるんじゃないでしょうか?
「エンドワン」と「アンドワン」
発音が似ているので、普通に話していると、どちらか迷います(笑)
ただ、「アンドワン」は過去のものになってしまったので、「バスケットカウントワンスロー」のことだと思えば大丈夫です。
フリースロー大事
⑦ダブルチーム
ダブルチームとは、ボールマン(ボールを持っているオフェンス)に対して2人のディフェンスがつくことをいいます。
ディフェンスの基本は、マンツーマン(1人のオフェンスに1人のディフェンスがつくこと)ですが、ダブルチームをすることでミスを誘います。
ディフェンスの戦術としてダブルチームが使われていて
・エースプレーヤーを抑え込む
・あらかじめ決まった状況になった時にダブルチームを仕掛ける
・ミスマッチを補う
などの理由でダブルチームが使われます。
やられた側はたまったもんじゃない
⑧ミスマッチ
ミスマッチとは、マッチアップしているオフェンスとディフェンスに何かしらの能力の差があることをいいます。
よく「身長差があること」と思われがちですが、身長差もミスマッチのうちの1つでしかありません。
具体的には
・身長の差
・スピードの差
・体格の差
・ジャンプ力の差
など、能力に差があればミスマッチになります。
ミスマッチはなるべく避けたい
⑨ファイトオーバー
ファイトオーバーとは、スクリーンプレーの時にスクリーンをされたディフェンスの対応方法の1つで、スクリーナー(スクリーンをかける人)の前を通ってオフェンスについていくことをいいます。
わからない…
図を使って説明しましょう。
上の図1-1はスクリーンプレーの基本的な動きを表しています。
青がオフェンス、赤がディフェンスです。
①青Bが赤Aにスクリーンをかける
②青Aが青Bのスクリーンを利用してドライブを仕掛ける
といった動きになります。
「ファイトオーバー」は、スクリーンをかけられた赤Aの対応方法です。
赤Aは青Bにスクリーンをかけられたら、スクリーンの前を通って青Aに着いていきます(図1-2の赤矢印)。
この赤Aの動きをファイトオーバーといいます。
※詳しく知りたい人はこちら↓↓
初心者にはちょっと難易度高め
⑩スイッチ
スイッチとは、スクリーンプレーの時のディフェンスの対応方法の1つで、ディフェンスにつくオフェンスを入れ替えることをいいます。
また難しそうなのが出てきた…
今回も図を使ってお話しましょう。
上の図は、「⑨ファイトオーバー」でも出てきたスクリーンプレーの基本的な動きです。
①青Bが赤Aにスクリーンをかける
②青Aが青Bのスクリーンを利用してドライブを仕掛ける
というプレーでした。
この時、ディフェンスの赤Aがスクリーンにかかってしまい青Aに着いていけなかったとします(図2)。
この時、青Aのディフェンスに赤Bがつき、青Bのディフェンスに赤Aがつくようにします。
こんな感じで、ディフェンスにつくオフェンスを入れ替えることを「スイッチ」といいます。
「⑨ファイトオーバー」や今回の「スイッチ」など、スクリーンプレーに対するディフェンスは、状況に応じて対応していかないといけません。
詳しくは過去にまとめたブログがあるのでそちらを読んでみてください↓↓
あとで勉強しよう
最後に
前回に続いて、今回も10個バスケ用語についてお話してきました。
前回と合わせると合計20個のバスケ用語を覚えたことになります。
20個覚えただけでも経験者の話についていけるようになったはずです。
バスケをプレーしながら、バスケを観戦しながら
「あ!あの用語だ!」
と思い出してみてください。
さらにバスケが好きになるでしょう!
FC Active 代表 三浦
大人のための練習会やってます🏀
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