バスケのキホン:バスケットボール

こんにちは!
埼玉県久喜市で個人参加型の
バスケットボールサークル「FC Active」
を運営している三浦です。

『バスケットボール』

と書いてありますが、今回は【ボール】のお話です(笑)

バスケを始めたばかりの人は、バスケットボールを買おうとしてもどれがいいのかよく分からないと思います。

バスケを始めたい!

自分のマイボールが欲しい!

という人は是非読んでみてください。

バスケットボールの大きさ

始めはバスケットボールの大きさについてです。

大きさは年代ごと、男女ごとに違います。

年代ごとのボールの大きさを下の表にまとめてみました↓↓

年代男子女子
ミニバス(低学年)4号球4号球
ミニバス(中学年以上)5号球5号球
中学生~一般(大人)まで7号球6号球

この大きさは公式大会等でも決められているため、年代ごとの練習で使う場合には、各年代に合ったボールを使うようにしましょう。

ちなみに、今(2020年)から20年以上前の私が中学でバスケをやり始めた頃は、中学生は6号球を使っていました。

「今と違ったの?」

そうなんです。

2004年にルールが変更されて今のようになりました。

(厳密にいうと、中学生男子は2013年から6号球から7号球に変更になりました)

ちなみに、2004年以前は下記の表のようになっていました↓↓

年代ボールの大きさ
ミニバス5号球
中学生6号球
高校生~一般(大人)7号球

2004年以前は男女とも同じ大きさのボールを使っていました。

そのため、女子にはボールが少し扱いずらいこともあり、日本人の女子はツーハンドシュート(両手で打つシュートのこと)が主流でした。

ですが、2004年の変更によって、女子でもワンハンドシュート(片手打つシュートのこと)を打てるようになって、女子でも見ごたえのあるゲームが見られるようになりました(ルール変更の狙いの1つがこれでした)。

そんなルールの変遷もあり現在に至るのです。

そんなわけで、現在は年代・性別ごとに使うボールの大きさが違うため、バスケットボールを買う時は自分の年代に合わせてボールの大きさを選びましょう。

バスケットボールの素材と価格

バスケットボールの素材には大きく分けて

①天然皮革
②人口皮革
③ゴム

の3つがあります。

1つずつ見ていきましょう。

①天然皮革

屋内用のボールに使われ、使い込むほど手になじみます。
屋内バスケを本格的にやっている人は全員と言っていいほど天然皮革のボールを使っています。
FIBA(国際バスケットボール連盟)の公式球も天然皮革です。

価格(7号球)・・・1万円前後

②人口皮革

基本的には屋内用ですが、屋外でも使えるボールもあります。
エナメル加工がされたものもあり、始めから扱いやすいですが、使い込むほど滑りやすくなります。
遊びでバスケをやる場合の上級版といったイメージです。

価格(7号球)・・・5,000円前後

③ゴム

屋外用のボールの素材に使われています。
こちらも使い込むほど滑りやすくなります。
基本的には、家庭で遊ぶために使ったり、外で使う場合のものです。
安いものだと1,000円未満のものもあります。

価格(7号球)・・・3,000円未満

それぞれの素材は向いている用途があるので、どんな場所でバスケをするかを考えてボールを買いましょう。

バスケットボールのメーカー

次はバスケットボールのメーカーです。

バスケットボールのメーカーの代表的なものは下記の4つです。

①モルテン
②スポルディング
③ミカサ

④ナイキ

1つずつ見ていきましょう。

①モルテン

バスケをやっている人なら必ず聞いたことがあるメーカーです。
日本の2大バスケットボールメーカーのうちの1つです。
FIBA(国際バスケットボール連盟)の公認球として選ばれています。
国際大会の試合やBリーグもモルテンのバスケットボールを使用しています。

日本では一番使われているメーカーではないでしょうか?

②スポルディング

NBA好きなら知っているメーカーです。
なぜなら、NBAの公式球はスポルディングだからです。
また、世界で最初にバスケットボールを開発したのもスポルディングです。
日本ではストリートバスケプレーヤーに人気です。

③ミカサ

日本の2大バスケットボールメーカーのうちのもう1つがミカサです。
「学校の体育の授業で使っていた」という人もいるんじゃないでしょうか?
ミニバスで使っているチームもあると思います。
他社と比べて価格が低めなので、入門として選択するのもいいかもしれません。

④ナイキ

バスケを始めたばかりの人が「バスケのメーカーといえば?」と聞かれたら一番最初に思い浮かぶのがナイキじゃないでしょうか。
以前は高校生の3大大会のうちの1つであるウィンターカップの公式球としてナイキのバスケットボールが使われていました。
日本人にとってもなじみのあるメーカーなので、ナイキのバスケットボールを使っている人もチラホラ見かけます。

どのメーカーも品質は見劣りしません。

公式球を使いたいのであればモルテンやスポルディングですが、価格重視ならミカサといったところでしょうか。

バスケットボール:番外編

バスケは5人制が主流ですが、最近では3人制のバスケも広まってきています。

3人制のバスケは「3×3(スリーエックススリー)」といって東京オリンピックからオリンピック競技として採用されています。

この3×3で使われるボールはモルテン製とウィルソン製の2種類しかありません。

3×3で使用するボール

人口皮革のボールで「大きさは6号球、重さは7号球」という3×3独自のボールになります。

3×3の大会を目指したい人はどちらかのボールを使うようにしましょう。

FIBA主催の大会ではウィルソン製のボール、JBA(日本バスケットボール協会)主催の大会ではモルテン製のボールを使用しているようです。

日本国内だけで3×3をやるのであればモルテン製のボールで問題ないでしょう。

3×3特有のボールになるので、5人制のバスケをやる人はこのボールを使うと感覚がおかしくなってしまうかもしれません。

3人制か5人制でボールの種類が変わるので注意が必要です。

自分に合ったボール選びを

ボールのお話をしてきましたが、自分に合ったボールは見つかりそうでしょうか?

場所やバスケをやる頻度、レベルによって使うボールも変わってきますが、なによりボールを触って、ボールに慣れることでボールを扱いやすくなります。

ボールを買ったら、練習をしてボールに慣れていきましょう。

FC Active 代表 三浦

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