ガチとエンジョイの境界線

こんにちは!
埼玉県久喜市で個人参加型の
バスケットボールサークル「FC Active」
を運営している三浦です。

「思っていたのと違う…」

エンジョイバスケを運営している人

エンジョイバスケに参加したことがある人

そんな人達ならきっと冒頭の言葉を思ったり、思われたりしたことがあると思います。

今回はエンジョイバスケではありがちな問題に突っ込んでみようと思います。

「FC Activeのエンジョイとは?」についても書いているので、是非最後まで読んでみてください。

そもそも…

そもそも

「ガチンコとかエンジョイってなに?」

と思っている人もいるかもしれませんね。

ひとことで言うなら

『バスケを取り組む姿勢の違い』

です。

ただ、この違いをハッキリ答えられる人ってたぶんいないと思います。

かくいう私も答えられない人のうちの一人ではあります(笑)

(答えられないんかいっ(笑))

でも

だからこそ、あえてこのブログを書いているのです。

ガチンコとエンジョイの違いがハッキリしないからこそ、エンジョイバスケでは時々問題が起こってしまうのです。

そんな問題を起こさないためにも、ガチンコとエンジョイの境界線を知る必要があります。

まずは「ガチンコ」と「エンジョイ」1つずつ見ていきましょう。

ガチンコバスケって?

あなたがイメージする「ガチンコバスケ」ってどんな感じでしょうか?

ガチンコバスケの定義なんてそもそもないので

「これがガチンコバスケじゃない?」

と思えるものを挙げてみます。

ガチンコバスケっぽいもの

  • 公式大会に登録しているチームの活動
  • 監督やコーチ、マネージャーがいる
  • 「勝ち」にこだわる
  • 練習している
  • 活動の頻度が多い
  • 年齢・性別を限定している
  • 毎回参加する必要がある

こんな感じでしょうか?

学校の部活をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれませんね。

大会で勝つために、週に数回、きつい練習をこなしていくチーム。

ちなみに、公式大会というのは各都道府県のバスケットボール協会が主催する大会のことを指しています。

エンジョイバスケって?

じゃあ、「エンジョイバスケ」のイメージってどんな感じですか?

こちらも同じく、エンジョイバスケの定義はそもそもないので

「これがエンジョイバスケじゃない?」

と思えるものを挙げてみます。

エンジョイバスケっぽいもの

  • 公式大会に登録していない
  • そもそも大会に出ない
  • 勝敗は気にしない
  • 練習をしない
  • 活動の頻度が少ない
  • 自分の都合で参加できる
  • 年齢・性別関係なく参加できる

こんな感じでしょうか?

「ゆるゆる」「のんびり」といった言葉が合うかもしれません。

でも、人によっては

「あれ?違くない?」

と思った人がいるかもしれません。

そこがエンジョイバスケでよくある問題の原因になっているんじゃないかと思うんです。

ありがちな問題

「あれ?違くない?」

と思った人の違いってたぶんこんな感じじゃないでしょうか?

「あれ?違くない?」の違う部分

  1. エンジョイでも公式ではないけど大会に出てる
  2. エンジョイでも勝敗を気にする
  3. エンジョイでも練習をしているところがある
  4. エンジョイでも年齢・性別を限定しているところがある
  5. エンジョイでも毎回参加するように言われる

例えば

2.エンジョイでも勝敗を気にする

勝敗を気にするあまり、エンジョイバスケの場で熱くなってしまって、周りとの温度差が出来てしまうことがあります。

また、

3.エンジョイでも練習をしているところがある

参加してみたら「こんなに練習するとは思わなかった」と圧倒される人が出て、次回以降参加しなくなる人が多い。

さらに

5.エンジョイでも毎回参加するように言われる

参加の強制はプレッシャーになるので、結果的に参加者が少なく、サークル自体が無くなってしまう場合があります。

「ガチンコ」と「エンジョイ」の違いがハッキリしないからこそ、こんな問題が起こりやすく、実際にそんなことを実感した人も多いんじゃないでしょうか?

さらにもう1つ問題を付け加えるとすれば

「ガチンコ」と「エンジョイ」の違いがあいまい(というか「エンジョイ」の定義があいまい)なゆえに、とりあえず参加する人が多く、参加人数が多すぎてパンクしてしまうことがあります。

この場合、参加者はあまりバスケができないため不満が溜まったり、運営側はコントロールできなくなってしまって共倒れになるケースが見られます。

それぞれの問題は、1つだけ起きる場合もありますが、大抵の場合は複数の問題が起こってしまっている場合が多いんじゃないでしょうか?

結局、境界線ってなに?

「結局、ガチンコとエンジョイの違いって何なの?」

そんな声が聞こえてきそうですね。

結論から言うと、ガチンコとエンジョイの違いは

各サークルによる

です。

(答えになってないって?(笑))

「エンジョイバスケ」という言葉が便利な反面、内容自体があいまいな部分が多いので参加してみないと分からないということが現状になってしまっているからです。

比較的「ガチンコバスケ」のイメージはしやすいですが、「エンジョイバスケ」のイメージはしにくいと思います。

そこで、エンジョイ系の各チームやサークルが

「うちの『エンジョイ』ってこんな感じです!」

と具体的に説明したりして、発信することで問題が起こりにくくなると思います。

とはいえ…

とはいえ

「とりあえず参加してみなよ~」

とか

「運営する人が頑張って!」

と他人任せにするのも無責任なので、あくまで私が思う「ガチンコ」と「エンジョイ」の境界線を少しお話します。

私が思う「ガチンコ」と「エンジョイ」の境界線は

「勝ち」へのこだわりの有無

です。

上手い人でもエンジョイバスケに参加する人はいます。

エンジョイバスケでも練習したい人はいます。

それは

ガチンコバスケをやり切った人だから

純粋にできるようになるのが楽しいから

です。

でも、エンジョイバスケをしている人の中には

「上手い人は他でやってほしい」

「練習はやらなくてよくない?」

なんて思う人がいると思います。

でも、当の本人たちはガチンコでやりたいとは思っていません。

じゃあ、何が違うのか?

それは

勝つためのバスケをやりたくない

という姿勢です。

勝ちにこだわると

・上手い人が優先して試合に出る
・練習ができないと置いていかれる
・チームの戦術や方針に従わないといけない
etc…

といった弊害が出てくるのも事実としてあります。

でも、そこから抜けると

・全員平等の時間バスケができる
・上手い下手は関係ない
・そもそもゲームや試合に関する確固たる戦術や方向性がない

ので、純粋に好きなバスケを楽しむことができます。

つまり、上手い人も、練習をやりたい人も、弊害なしに純粋に好きなバスケを楽しみたいだけなんです。

そういった人達は、やっぱり「ガチンコバスケ」ではなくて「エンジョイバスケ」を選ぶことになります。

そうなると、「ガチンコバスケ」と「エンジョイバスケ」の境界線は『勝ちへのこだわりの有無』になると思うんです。

FC Activeのエンジョイとは?

FC Activeの「エンジョイ」についての詳しい内容は、以前書いた下記のブログを読んでもらえると分かると思います↓↓

過去のブログ⇒エンジョイバスケの4つの優先事項

ここでは特に伝えたい内容をお話します。

FC Activeでは

①「勝つこと」にこだわらない
②向上心は常にあっていい

③参加を強制しない

という考えのもとで活動しています。

①「勝つこと」にこだわらない

これは先ほど話した内容と同じで、純粋にバスケを楽しんでほしいし、純粋にバスケが好きな人に参加して欲しいと思っているからです。

そういう意味で、年齢・性別・上手さ問わず、純粋にバスケが好きな人達に参加して欲しいと思っています。

②向上心は常にあっていい

これも先ほど出てきましたが、上手くなることは楽しいことだからです。

なぜなら、バスケが好きな人なら

【練習する→上手くなる→楽しい→上手くなりたい→練習する】

という無限ループになること自体がごく自然なことだと思っているからです。

なので、FC Activeでは練習もやります(強制ではありません)

③参加を強制しない

これは私自身の経験からできたものですが、実際、FC Activeの活動に参加する人達は毎回参加できない人のほうが多いです。

参加を強制されることはもちろん嫌ですが、そもそも毎回参加できない人達の集まりなので参加は強制しません。

みんな自分の都合で参加してもらっています。

とにかく楽しもう!

ここまで「ガチンコバスケ」と「エンジョイバスケ」の違いを話してきましたが、エンジョイバスケで問題を起こさないために心掛けたいことがあります。

それは

他人に対して精度を求めないこと

です。

例えば上手い人が

動き方が分からない人に「こう動くんだよ!」と指示を出す

例えば練習している人が

「あの人シュート入らない」と愚痴をこぼす

FC Activeも「向上心は持っていい」と話していますが、これはあくまで自分自身に対しての話です。

それを他人求めるのは「エンジョイ」ではありません。

常に自分自身に対する向上心は持っても、他人には求めないようにすることで「エンジョイバスケ」は上手くいくと思います。

そして、逆に初心者やブランクがある人は、そんな人達を見て気負わないことです。

本当にエンジョイバスケを楽しんでいる人なら、上級者の人でも失敗は当然のことのように受け入れてくれます。

エンジョイバスケはバスケを楽しむ場所です。

試合に勝つためにバスケをしている訳ではありません。

参加者全員でバスケを楽しみましょう!

FC Active 代表 三浦

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