草バスケで気をつけたいコロナ対策15選

こんにちは!
埼玉県久喜市で個人参加型の
バスケットボールサークル「FC Active」
を運営している三浦です。

これを書いている時点(2021年3月初旬)では、ワクチン接種が開始したものの、新型コロナウイルスの終息がいまだ見通しが立っていません。

そんな中、皆さんはどんなコロナ対策していますか?

スポーツマスク?
こまめな消毒?

正直なところ、バスケをプレーしているほとんどの人が「バスケでどんなコロナ対策をしたらいいのか」が分かっていないと思います。

特に草バスケでは

「対策しているの?」

と思ってしまうくらいの活動をしているところも見受けられます。

そこで今回は「コロナ禍の今、草バスケで気をつけたいコロナ対策」についてお話していきます。

公の資料をもとにお話していくので、参考にしてもらえたら幸いです。

草バスケで気をつけたいコロナ対策15選:目次

まずは、今回お話する内容をサラッと見ておきましょう。

目次

0.コロナの前提
1.基本となるもの

2.草バスケ活動前の対策
  対策①~⑤
3.草バスケ活動中の対策
  対策⑥~⑪
5.草バスケ活動後の対策

  対策⑫~⑮
6.プラスαのはなし

こんな感じでお話していきます。

それではお話していきましょう。

0.コロナの前提

コロナ対策のお話に入る前に、確認しておいてほしいことが1つだけあります。

それは

どんな対策をしたとしても、感染してしまう可能性はある

ということです。

コロナ禍でもバスケの活動は、Bリーグをはじめ、大学・高校等の学生、社会人、草バスケ等々で行われています。

そんな中、プロの人達が運営しているBリーグでさえもコロナの感染者が出ています。

これを読んでいるあなたも重々承知だとは思いますが、いくらコロナ対策をしたとしても感染者が出る可能性はゼロではありません。

人類が初めて直面しているウイルスなので当然と言えば当然です。

なので、「これからお話することを全て実践したとしてもコロナの感染者が出てしまう可能性がある」ということを肝に銘じた上で、これからのお話を読んでもらえると幸いです。

1.基本となるもの

コロナ対策のお話をすると言っても、私自身は感染症や新型コロナウイルスに関してはド素人です。

そんな私の話をつらつらと読んでいても何のためにもなりません(笑)

そうそう

そこで、公に公開されているコロナ対策の参考になるものを挙げてみます。

バスケの活動に関するコロナ対策については、公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)がガイドラインを作成して公表しています↓↓

JBAバスケットボール事業・活動実施に向けたガイドライン

このガイドラインはJBAが運営する大会や、各都道府県のバスケットボール協会や連盟が運営する大会や登録しているチームに向けた内容になっています。

とても参考になる部分はありますが、こと草バスケのコロナ対策をするにあたっては、書いてある内容の想定する規模が大き過ぎて採用できる部分が少ないのが実際のところです。

じゃあ何を参考にしたらいいのさ?

そこで、日本バスケットボール学会とういうところが作成した【バスケットボール活動再開における「新型コロナウイルス感染症予防チェックリスト」】というものが参考になるんじゃないかと思います。

「日本バスケットボール学会って何?」と思った人は学会のHPを見てみてください↓↓

日本バスケットボール学会HP

※「新型コロナ予防」というページが該当部分です

日本バスケットボール学会のHPに載っている【バスケットボール活動再開における「新型コロナウイルス感染症予防チェックリスト」】は、大学の先生をされている方や病院の協力のもと、作成されました。

(解説動画もあります)

作成された方々も専門の方なので、これを基にこれからのお話をしていきます。

2.草バスケ活動前の対策

ここからは、実際のコロナ対策についてお話していきます。

お話する上で、「①活動前②活動中③活動後」に分けてコロナ対策を挙げていきます。

はじめは、活動前のコロナ対策です。

活動前のコロナ対策は以下のものが考えられます

①体調をチェックをする
②自分で使うものを用意する
③バスケウェアに着替えて行く
④更衣室をなるべく使わない
⑤参加者の連絡先等を把握する

①体調をチェックをする

これは、参加者全員が忘れずにやっておきたいことです。

これを読んでいるあなたにとっては当たり前のことですね。

・検温
・嗅覚、味覚の異常
・せき、息苦しさ

など、体調がおもわしくない場合は、欠席しましょう。

コロナでなくとも、自分の体調管理のために参加は避けるべきです。

欠席する際は、運営者に連絡することも忘れずに。

無断キャンセルは厳禁です。

②自分で使うものを用意する

当たり前じゃない?

そうなんですが、たまに飲み回しをしたり、タオルを貸したりする場合があるのも事実です。

「自分で使うものを共有しない」ということが大事です。

具体的には下記のものを用意すると良いと思います。

自分で用意すると良いもの

・マスク
・飲み物
・タオル
・ティッシュ
・チーム分け用のシャツ
・ボール
・携帯できる消毒液

③バスケウェアに着替えて行く

これは、草バスケを見ていると、やっている人とそうでない人が半々くらいです。

次の項目にも共通しますが、なるべく更衣室を使わないために、事前にバスケウェアに着替えていくことをおすすめします。

事前に着替えて行くことで、密集した更衣室を避けて活動を開始することができます。

すぐバスケやりたいしね

④更衣室をなるべく使わない

③でもお話した通り、更衣室は密集した空間になりやすい場所です。

できることなら、使用を避けたいところですが、やむを得ない場合は短時間で済ませたり、使用人数が少ない時に使うといった工夫をするようにしましょう。

施設によっては、更衣室の使用を禁止しているところもあるようなので、初めて使う体育館の場合は、運営者の人が事前に調べておくことも必要になってきます。

⑤参加者の連絡先等を把握する

これは、参加する人の中では知らない人もいるかもしれません。

コロナ禍の体育館使用に関しては、施設管理者から利用者に対して利用者全員の連絡先等の個人情報を把握するように要請していることがほとんどです。

(要請していないところってありますか?笑)

その方法や内容に関しては各自治体によって違いがありますが、理由は「万一コロナ感染者が出た場合、感染拡大を防ぐために保健所から連絡が取れるようにしておく必要がある」からです。

私も、代表者である以上、参加する人には個人情報を聞くようにしていますが、新規の参加者については不審者扱いされて音信不通になることもあります。

ですが、これについては「1.基本となるもの」でお話したJBAのガイドラインを始め、色々な公の団体でコロナ対策として取り入れられていることでもありますし、自治体からの要請でもあるので、参加者の無知は自己責任としか言いようがありません。

運営者としては事前に通知するということと、情報の管理が必要になってくると思います。

これ大事ね

3.草バスケ活動中の対策

次は、バスケをやっている時に気をつけたい項目です。

バスケに夢中になってしまうかもしれませんが、以下のことを気をつけましょう。

⑥荷物を離して置く
⑦ハイタッチ等は避ける
⑧こまめに手洗い・うがい・消毒をする
⑨ボールは可能な限り共有しない
⑩ビブスを共有しない
⑪使用する用具の消毒をする

⑥荷物を離して置く

草バスケでは、荷物を体育館に持ち込むことが普通です。

また、ゲームの合間は自分の荷物の場所に戻って休むことが普通です。

ということは、「荷物の間隔=人との距離」ということになります。

なるほど…

これを読んでいるあなたも知っていると思いますが、感染予防のためには2m以上距離をとることが必要です。

荷物を離して置くようにすることで、自然と参加者同士の距離も取れるようになります。

⑦ハイタッチ等は避ける

感染症は手から感染することが多いと言われています。

そのため、ハイタッチなどからの感染を防ぐために手の接触は避けるようにします。

よくプロのスポーツ選手がやっているようなハイタッチならぬ「腕タッチ」で代用するのもいいかもしれませんね。

バスケ好きの新しい生活習慣ね

⑧こまめに手洗い・うがい・消毒をする

これも、コロナ禍では当たり前になった行動の1つです。

でも、草バスケをやっている最中に「手洗い・うがい・消毒」をやっているかというと、そうでない場合が多いようです。

これを読んでいるあなたも内心ドキッとしているかもしれませんね。

これは、運営者が参加者全員で手洗い・うがい・消毒をする時間を設けることで解消できる項目だと思います。

もし、あなたが参加している草バスケでこれをやっていない場合は運営者に提案してみましょう。

手はいつも清潔に…

⑨ボールは可能な限り共有しない

バスケは、1つのボールをみんなで共有して行うスポーツです。

なので、ボールを全く共有しないということはできません。

とはいっても、コロナ対策のためには、ボールを共有する機会を極力少なくすることが必要です。

例えば

・各自マイボールを持参する
・同じグループで同じボールを使う

などの工夫で感染対策をすることが可能になります。

⑩ビブスを共有しない

これは、私の知る限りではできていない草バスケが多いです。

前にも出てきた「自分で使うものは共有しない」ということは感染対策では重要です。

運営者は、参加者に対して事前に「濃淡のシャツまたはリバーシブルのシャツ」を用意してもらうことを通知することが必要になってきます。

チームとして活動してる草バスケでは、ユニフォームで代用できますね。

⑪使用する用具の消毒をする

これもできていない草バスケが多いように思う部分です。

得点板やタイマーなど普段からみんなが交代で触ったりするものは、感染対策をするべき部分です。

施設によっては、施設を管理している人が消毒をしてくれる場合もあるかと思いますが、草バスケをやっている最中は施設の人は消毒してくれません。

大体の草バスケでは、休みの人が得点板やタイマーを交代で行っていると思うので、交代の際に消毒を徹底するなどの対策をしていきましょう。

休憩中のコロナ対策も大切

5.草バスケ活動後の対策

最後は、バスケが終わってからのお話です。

バスケが終わったら以下のことに注意しましょう。

⑫更衣室はなるべく使わない
⑬マスクを着用する

⑭ゴミは各自持ち帰る
⑮手洗い・うがい・消毒をしてから施設を出る

⑫更衣室はなるべく使わない

「2.草バスケ活動前の対策」でもお話した通り、更衣室は密集しやすい場所です。

特にバスケが終わった後は、更衣室を使う人が多くなります。

家が近い人はそのまま帰ることもできますが、そうでない場合は、使用時間を短くしたり、使用人数が少ない時に使うなどの工夫をしましょう。

⑬マスクを着用する

これも当たり前じゃない?

普通に考えると当たり前なことなんですが、これが意外にできていないことが多いです。

各体育館にはエントランスのような場所があります。

草バスケに限った話ではないですが、スポーツに参加した人達が、運動が終わった後にエントランスでマスクをせずにみんなで話している様子をよく見かけます。

運動が終わった後でリラックスしたい気持ちは分かりますが、マスクをしないことはもちろん、マスクせずにみんなでおしゃべりすることはコロナ対策としては避けるべき行動です。

これを読んで、ドキッとした人。これから注意していきましょう。

⑭ゴミは各自持ち帰る

各施設では、ごみ箱に限らず、給水機なども含めて共有で使用していたものを使用禁止にしていることがあります。

その理由も、共用による感染を防いだり、ごみを回収する人の感染を防ぐためでもあります。

体育館を利用する人達が、ゴミを持ち帰ることでそのような感染を防ぐことができます。

ゴミ箱が使用できる施設もあるかもしれませんが、その場合は、施設の利用方法に沿って使うようにしましょう。

自分で使ったものは自分で処理ね

⑮手洗い・うがい・消毒をしてから施設を出る

これも意外と出来ていない人が多い項目です。

バスケを楽しんで体育館から出る時、何もせずにそのまま帰ってしまう人がいます。

万一ウイルスが着いていた場合は、自分の車や自転車、家にまでウイルスを持ち込んでしまう可能性があります。

自分の家族や友人を感染させないためにも、体育館を出る前に「手洗い・うがい・消毒」をするようにしましょう。

6.プラスαのはなし

これまでJBAの【バスケットボール事業・活動実施に向けたガイドライン】と日本バスケットボール学会のHPに掲載されている【バスケットボール活動再開における「新型コロナウイルス感染症予防チェックリスト」】をもとにお話してきました。

ここでは、私が運営するエンジョイバスケサークル「FC Active」でバスケのゲームをやる際に取り入れている接触機会を少なくする対策を少し紹介します。

FC Activeで行っている対策は次の通りです。

①ドリブルを禁止する
②ディフェンスはハーフコートゾーンだけにする
③ディフェンスの距離はツーアームにする
④スクリーンを禁止する

これらを全て同時に採用するのではなくて、どれか1つ、または2つ以上併用してゲームを行っています。

ガチンコでバスケをやっている人からすると

「バスケの意味ないじゃん」

なんて言われそうですが、エンジョイバスケサークルだからこそできる「独自のコロナ対策ルール」です。

これを真似しろという訳ではなく、参考にしてもらえたら幸いです。

(「他にこんな方法あるよ」という人がいれば是非教えてください。)

終わりに

以上、「草バスケが気をつけたいコロナ対策」をお話してきましたが、あなたが参加している、運営している草バスケではできていましたか?

もし、出来ていない部分があれば是非対策を取り入れてみてください。

スポーツのコロナ対策は、色々なところでガイドラインが出されていますが、分量が多くて読みずらかったり、草バスケの現状に合っていなかったりすることが正直なところです。

今回私がまとめた内容で、草バスケの運営者・参加者がコロナの対策をして、安心してバスケを楽しめる環境になれば幸いです。

※詳しい対策の詳細は、JBAまたは日本バスケットボール学会のHPから確認してください↓↓

JBA新型コロナウイルス対策 情報集約ページ

日本バスケットボール学会 新型コロナ予防ページ

FC Active 代表 三浦

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