バスケのキホン:ドライブとペネトレイト
こんにちは!
埼玉県久喜市で個人参加型の
バスケットボールサークル「FC Active」
を運営している三浦です。
バスケの中で、同じような動きでも違う呼び方があったりします。
それが
「ドライブ」と「ペネトレイト」
です。
バスケをやっている人でも意外と知らなかったりするんです。
今回は【ドライブとペネトレイト】についてお話していきます。
プレーヤーはもちろん、指導者の方やバスケ観戦が好きな人も知らない人は是非読んでみてください。
問題
まず問題です!
※Twitterを見ている人はすでに知っていると思うので、この分部は飛ばして次に行っちゃいましょう!
青→オフェンス 赤→ディフェンス
問:青Aがドリブルしながら矢印①又は②のように動くことを「ドライブ」「ペネトレイト」と呼ぶ。 ドライブとペネトレイトはどんなプレーか? 説明しなさい。
自分なりに答えを考えてから以下の解説を見ていきましょう。
解説:定義
「ドライブ」と「ペネトレイト」
どちらも同じ答えになってませんか?
解説のはじめは
「ドライブ」とは?
「ペネトレイト」とは?
の答えを解説します。
ドライブ
ドライブは英語だと「前進、運転する」といった意味です。
バスケでは「ディフェンスを抜いて、ゴールに向かう動き」のことを言います。
ペネトレイト
ペネトレイトは英語で言うと「突き刺さる、貫く、侵入する」といった意味です。
バスケでは「ディフェンスのエリアに侵入する、ディフェンスを貫く」ことを言います。
どちらも同じような感じがするんだけど?
言葉だけだと分かりにくいですよね。
次から詳しく説明していきます。
解説:ドライブとペネトレイトの違い
言葉で説明しても「ドライブ」と「ペネトレイト」の違いは分かりずらいと思います。
そこで、下の図を見て下さい↓↓
図2はドライブのイメージを矢印にした図です。
※分かりやすくするため、右から抜く場合のみのイメージです。
先程ドライブは「ディフェンスを抜いて、ゴールに向かう動き」と説明しました。
なので、矢印の向きは直接ゴールに向かっています。
ドライブはゴールに向かうことのみを目的とします。
実際のプレーヤーは、ギアをトップに入れてゴールに向かって突進するイメージです。
ドライブの選択肢は「ゴールに向かうこと」の1つのみです。
ちなみに、ディフェンスを抜かなくてもゴールに向かう場合はドライブになります。
図3はペネトレイトのイメージを矢印にした図です。
※分かりやすくするため、右から抜く場合のみのイメージです。
先程の説明ではペネトレイトは「ディフェンスのエリアに侵入する、ディフェンスを貫く」と説明しました。
なので、青Aから出ている矢印はインサイドへ伸びて侵入しています。
しかし・・・
図3を見ると、侵入した部分から矢印が広がっています。
ペネトレイトは、ディフェンス内に侵入しながらその後の展開を考えます。
実際のプレーヤーは、周りの状況を把握しながらディフェンスを抜きます。
そして、ペネトレイトは、ディフェンスを抜いてからの選択肢は無数です。
周りにパスをさばいたり、止まってシュートを打ったりする選択肢もありますし、もちろん、ゴールに向かう選択肢も入っています。
実際の動きを見ると、ドライブは「速く」、ペネトレイトは「ゆっくり」動くことが多いです。
解説:補足(カットイン)
ドライブやペネトレイトの動きに似ているものに、「カットイン」があります。
カットインの動きも基本的には図4の矢印のような動きになります。
何が違うの?
「ドライブやペネトレイト」と「カットイン」の違いは簡単です!
それは
ボールを持っているか、いないかの違いです。
ドライブやペネトレイトは、ボールを持って(ドリブルをして)動きます。
それに対して
カットインは、ボールを持たない状態で動きます。
簡単ですね!
意味を理解するとバスケを深く知れる
「ドライブ」も「ペネトレイト」も「カットイン」も、一見すると同じ動きのように思えます。
でも、実際はそれぞれ違う動きになります。
言葉の意味を知ることで、プレーヤーの人は、コーチや監督がどの言葉を使うかで、指示の意図を理解することができます。
コーチや監督は、言葉の選択でプレーヤーにイメージを伝えやすくなります。
バスケ観戦している人は、プレーヤーがどんな狙いで動いているのか理解しやすくなります。
バスケをやっていると、疎かにしがちですが、言葉の意味を理解してもっと深くバスケを楽しみましょう!
FC Active 代表 三浦
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