バスケのキホン:ルールの超基本

こんにちは!
埼玉県久喜市で個人参加型の
バスケットボールサークル「FC Active」
を運営している三浦です。

バスケを初めたばかりの初心者の人

子供がバスケやり始めたけどルールが分からないお父さん、お母さん

Bリーグを観戦してみたいけどルールが分からなくて足踏みしている人

そんな人達のために、今回はバスケの超基本ルールを解説していきたいと思います。

初心者の人が疑問に思っているであろう質問に答えていきます。

これさえ読めば超初心者でもバスケ観戦が楽しめちゃう内容です。

バスケを観戦する際のポイントもお話しているので、参考にして是非バスケを楽しんでみてください。

バスケ初心者のルールのギモン

初心者の人達が疑問に思っていることを挙げてみます!

初心者のギモン

  1. 何人でやるの?
  2. 交代はできるの?
  3. 試合は何分?
  4. 試合はどうやって始まるの?
  5. 勝敗はどうやって決まるの?
  6. 色々点数があるみたいだけど決まりはあるの?
  7. 退場はあるの?
  8. 反則はあるの?

ざっと、こんな感じでしょうか?

次からは1つずつ解説していきます!

バスケのルール:
①何人でやるの?

バスケの試合は1チーム5人の選手がコート上でプレーします。

対戦チームの人数を合わせると、合計10人がコート上でプレーすることになります。

ちなみに、ベンチメンバーも含めると、1チーム12人~15人(大会によって人数が変わります)の選手が試合に出るメンバーとして登録できます。

バスケのルール:
②交代はできるの?

コート上には先程説明した通り、1チーム5人の選手がプレーしていますが、交代は残りのベンチメンバーと何回でもできます。

サッカーだと交代できる人数が決まっていたりしますが、バスケではいくらでも交代できちゃいます。

なので、交代して一旦ベンチに下がった選手がもう一度交代してコートに出ることもOKなのです。

観戦のポイント
ちなみに、試合の始めにはコート上にいませんが、頻繁にスタートのメンバーと交代してプレーをして活躍しているベンチメンバーのことをバスケでは「シックスマン」と呼ぶので、試合観戦の際に探してみてください☆

バスケのルール:
③試合は何分?

バスケの試合は「10分4クウォーター制」と呼ばれます。

10分4クウォーター制???

そんなこと言っても分からないですよね。

ということで下の図を見て下さい。

バスケの試合は10分を4回繰り返して合計40分です。

前半と後半のインターバル2分と前半と後半の間のハーフタイム15分~20分(大会によって時間が変わります)がありますが、この間に選手たちは休んだり、作戦を練ったりします。

もし、40分経っても同点の場合は5分間の延長戦になります。

5分経っても同点の場合は再延長。さらに同点なら再々延長・・・と、ずっと続きます(笑)

私が過去に観た試合では、再々延長まで行った試合があります!

ちなみに、バスケでは延長戦のことを「オーバータイム」と言うので、延長戦の試合に出くわした際には「オーバータイムだ!」と自慢げに話しましょう(笑)

観戦のポイント
Bリーグではインターバルやハーフタイムにはチームのチアリーダーがパフォーマンスをしたり、ハーフタイムに有名人が出てきたり、ブースター(サッカーでいうサポーターのこと)が参加できるゲームを行ったりして、選手が出ていない間にも楽しめる要素がいっぱいです!
ハーフタイムだからとすぐにトイレに行ったりしないでハーフタイムやインターバルの時間も楽しみましょう!

バスケのルール:
④試合はどうやって始まるの?

試合はジャンプボールで始まります🏀

ジャンプボール???

上の写真を見て下さい。

コートの真ん中にあるサークルに選手達が集まり、各チームの代表1人がサークルの中に入り向き合います。(大体は背の高い人が代表です)

審判が代表2人の間でボールを上げて、代表2人のどちらかがボールをタップ(ボールをはじくこと)して試合がスタートします。

はじいたボールを最初に取ったチームがオフェンスでスタートになります。

ちなみに、代表2人がボールをはじけるのは2回まで。

さらに代表2人は、ボールが床に着くか代表2人以外の誰かがボールに触れるまでボールに触ってはいけない決まりになっています。

観戦のポイント
試合開始のことをサッカーでは「キックオフ」と言いますが、バスケでは「ティップオフ」と言います。
このティップオフの瞬間は選手達が集まる瞬間でもあるので、シャッターチャンスでもあるんです!
ティップオフの瞬間を逃さないように試合開始を待ちましょう!
※写真の使用やフラッシュ使用は大会の規定等もあるので事前に調べた上で楽しみましょう。

バスケのルール:
⑤勝敗はどうやって決まるの?

勝敗は、試合時間が終了した時に相手よりも点数が多いチームが勝ちです。

試合時間が終わっても同点の場合は先程説明した通り、延長戦になります。

観戦のポイント①
大差がついている試合で終了の時間が近づくと、選手がプレーを止める場面を見ることがあると思います。
これは、NBAで対戦したチームへの敬意を示すために行われていることが由来します。

ただ、これはアメリカと日本の文化の違いもあるので、特に日本の学生の試合では最後までプレーをすることが習慣になっています。
どちらを取り入れるかは置いておいて、対戦相手に敬意を示すことは忘れないようにしましょう。

観戦のポイント②
試合時間の終了間際にシュートを決めることをバスケでは「ブザービーター」と呼びます。
バスケは試合が終わる残り1秒まで分からないスポーツです。
試合が最後の最後のブザービーターで逆転する試合に出くわした際にはバスケ観戦の虜(とりこ)になってしまうでしょう(笑)
私自身は試合時間残り0.3秒まで分からない試合を大観衆の中で観たことがありますが、試合が終わった瞬間の歓喜の声は今も忘れられません!

バスケのルール:
⑥色々点数があるみたいだけど決まりはあるの?

バスケの点数は大きく分けて、3つあります。

上の図を見て下さい。

①赤のエリアからシュートを決めたら2点。

②それ以外のエリアからシュートを決めたら3点です。

そしてもう1つ、③特別なシチュエーションの場合のシュートが1点になります。

特別なシチュエーション???

そうです。それが「フリースロー」です。

上の写真のような場面でシュートを決めると1点になります。

オフェンスがシュートを打つ態勢に入った時にディフェンスがファウルをすると、シュートが入っても入らなくても、フリースローを打つ権利がもらえます。

※細かくいうと、他にもフリースローを打てる場面はありますが、代表的な場合だけ挙げています。

・シュートが入った場合→フリースロー1本
・シュートが入らなかった場合①→2点エリアのシュートだった場合はフリースロー2本
・シュートが入らなかった場合②→3点エリアのシュートだった場合はフリースロー3本

というルールです。

ちなみに、フリースローを打つ場合は下の図の青のエリアからシュートを打ちます。

観戦のポイント
フリースローは「シュートが入っても入らなくても」打てると説明しました。
このルールを活用すると4点プレーもできちゃいます。

例えば、3ポイントシュートを打った際にファウルをされたとします。
シュートが入って、更にフリースローを決めたとすると

3点(3ポイントシュート)+1点(フリースロー)=4点

となります。
試合の場面でなかなか見る機会はないですが、レベルの高い試合ではあえてこのプレーを狙っている選手も多くいます。
大きく試合が動くプレーなので、目を凝らして観戦してみましょう!

バスケのルール:⑦退場はあるの?

接触プレーによって相手の動きを妨げるようなプレーをした時はファウルになります。

そして、選手1人につき5回ファウルをすると退場になります。

退場するともちろん交代もできません。

ちなみに、監督もファウルを2回すると退場になってしまいます。

観戦のポイント
「退場する人はバスケ下手なんじゃないの?」なんて思うかもしれませんが、レベルの高い試合ほど、そんなことは全くありません。
プロでも退場することは普通にあります。

退場=積極的にディフェンスをしていた

という意味にもなりますし、ディフェンスで献身的にチームに貢献したともいえるのです。
試合で退場者が出たら、拍手で健闘をたたえてあげましょう。

バスケのルール:
⑧反則はあるの?

先程説明したファウル(接触による妨害プレー)とはならなくても、バスケでは「これはしてはいけない」というルールもあります。

代表的なものが下記の2つです。

①トラベリング
②ダブルドリブル

①トラベリング

「ボールを持って3歩以上歩いてはいけない」というルールです。

バスケをプレーする時は、「ボールをもらう時の足の使い方」と「ボールを持って止まっている時の足の使い方」と「ボールのつき始め」が重要になります。

プロの選手でも時々トラベリングを取られることもあるので、一番気をつけたい部分でもあります。

②ダブルドリブル

「ドリブルを止めたら、再度ドリブルをしてはいけない」というルールです。

初心者の人は、パスをしようとしてボールを持ったけど、パスできなかったという時にダブルドリブルをしてしまいがちです。

また、経験者でもドリブルの際に一瞬止まったような動きをする時にボールを持ってしまうことがあります。

観戦のポイント
特にトラベリングは審判でも判断が難しい場合もあるので、自分自身がトラベリングだと思っても審判がトラベリングを取らないことは時々あります。
そんな時にヤジを飛ばしたりする人を見かけますが、マナーとしてよくありません。
皆が気持ちよくプレーや観戦できるように心掛けましょう。

バスケを楽しもう!

ここまでバスケのルールの超基本を説明してきましたが、なんとなくどんなスポーツか分かりましたでしょうか。

もっといえば細かいルールはありますが、それはもっとバスケを好きになってからでも遅くはないことです。

それよりも、プレーヤーも観る専門の人もバスケを楽しむことが重要です。

楽しむことで、自然とルールも覚えますし、ルールに興味が沸いてきます。

お気に入りの選手やチームを見つけて真似したり、応援したりするのもおすすめです。

みんなで楽しんで、バスケを盛り上げていきましょう!

FC Active 代表 三浦

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